蜂也の電験必勝法

蜂也が聞いてほしい電験の必勝法

蜂也の資格取得歴

蜂也は、QC検定1級に延べ約5ヶ月(165h)、電験3種に約4ヶ月(262.5h)、電験2種に延べ約8ヶ月(377h)で、それぞれ合格した 

 

今回は僕、蜂也自身の資格取得歴についてお話ししましょう。 

みなさんへのお願い

 お話しするにあたって、まず最初にみなさんにお願いしたいのですが、僕が書く記事には「僕(蜂也であり、蜂也の中の人)」として簡単に特定できるようなこともたくさん書きます。
今からお話しさせてもらう資格取得歴や学歴、職歴は、僕とみなさんを比較して「蜂也がこれくらいの期間・勉強量で電験に合格したのであれば、自分ならこれくらいになりそうだ」というモノサシにしてしてもらいたいと思っています。
そのモノサシも、これから書く僕の経歴にフェイクが混ざると意味をなさなくなるでしょう。
ですから、僕は自分の経歴をあえてフェイクなしで書いていきます。
当然、僕のことを知っている人は「ああ、蜂也=○○(僕の本名)か」とピンとくると思います。
しかし、「蜂也さんって○○ですよね!」といったコメントはメッセージは控えていただき、心の中でそっと確信していただきますようお願いいたします。
なんだか、蜂也=○○ってバレてそれが万が一、大っぴらになってしまったら、なんていうか・・・・、ほら、恥ずかしいじゃないですか。
「あー、○○ってブログで電験教えようとしてるんだー」とか「○○って心のうちではそんなこと考えてたんだー」とか「○○って『蜂也』って名前カッコイイと思ってるんだ(笑)」とか、、、
ほら、いろいろ恥ずかしくなるじゃないですか。。。(滝汗)
ということで、改めてですが、このブログでは僕個人が特定されることは覚悟で書きますが、特定できても僕含め周りに分かるように言わずに胸の内にしまっていただきますようお願いいたします。

 

蜂也の資格取得歴

 では、本題の資格取得歴について。

蜂也の資格取得歴を表にしてみました。

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ざっと見ると就職してから4年目の終わり頃から半年に1度のペースでQC検定3級、2級、1級に合格し、さらにその半年後に電験3種に合格翌年電験2種の1次試験合格、さらにその翌年電験2種2次試験に合格したってところですね。
電験2種2次に1度、不合格をもらってる以外は、我ながらとんでもなく順調な資格取得歴です。
それはきっと、あくまで結果論でたまたまですが、独自で考えて実践した勉強方法がすごく良かったお陰だと思っています。

僕が実践した勉強方法については後日お話ししますね。

またこれらの資格を取得するにはモチベーションを維持することが絶対に重要な要因になってきます。
それらについても、多分、2ヶ月以内には書けると思うので、僕の実績を考慮すると、みなさんが電験3種に着手する時期までには十分間に合うかなと思っています。
ちなみに僕は9月に行われる電験3種に5月から勉強して一発合格しました

さらに補足を加えると、この表で受験時の合格率を記載した理由は、「それなりの難関資格に合格した」という自慢であり、過去5年平均合格率を記載した理由は「たまたま合格率がすごく高いときに受験したラッキーボーイじゃないんだから!」という予防線です。(笑)

うん、我ながらすごく性格が悪いなぁ。。。

まぁ、その性格の悪さがモチベーションになったことも確かですけどね。

このモチベーションとか気持ちについても後日お話ししたいと思います。

 

資格取得歴とその背景

 では、資格取得歴について背景を踏まえながら簡単に説明していきます。

 

電験3種の挫折

 

2011年4月に新卒採用として就職した会社では、なんとなくそれなりにがんばって、なんとなくそれなりに良い評価を受けていました。

残業時間は月に20時間程度という会社生活をこなしつつ、時間的な余裕もそれなりにあるため趣味とパチンコとネットゲームに明け暮れる生活の中、なんとなく「もう25歳も超えたし資格の一つでもとってみるか」と思い立ちます。
※「月20時間残業」について、社会人の方にとっては、きっと「割と残業時間が少ないなぁ」という印象を受ける方も多いと思います。実際、上記のように他の時間を削ればそれなりに時間的な余裕はあったと思います。
それが2013年1月のことで初めて「資格」というものを意識し、電験3種受験用の参考書 オーム社の完全マスターシリーズ(法規のみよくわかるシリーズ)を計4冊購入します。

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また、これがそのときのレシートです。

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参考書を買った時のレシートは捨てずに取っておくのがお勧めです。

1度は挫折しましたが「こんなお金をドブに捨てることになるのはもったいない・・・!」とモチベーションアップのためになりますからね。

会社によっては太っ腹であれば参考書代を補助してくれるかもしれません。(僕の会社はダメでした。。。)


このように、2013年に電験3種の参考書を購入しますが、資格取得歴を見ていただくと『電験3種』が挙がるのはそれから3年も後のことです
つまり、電験3種の参考書を購入してから3年もの間、電験3種を諦め放置していたのです。

いや、諦めたというより心が折られてモチベーションが続かなくなったというのが正直な所。
このあたりの経緯もモチベーションについての回で詳しくお話しさせていただきます。

 

1年半でQC検定1級に合格

 

それから、資格というものに目を背け続けていた中、会社から「社員全員がQC検定3級以上に合格するように」というお達しが下り参考書が各社員に1冊配布されました。
QC検定3級の合格率はおよそ50%程度
「やばい、落ちると不真面目、もしくはバカの烙印を押される」と焦った僕は2ヶ月間、約1hずつ勉強していきます。
結果は約100問中95%以上(確か)という驚異の正答率、あくまで結果論ですが過剰に勉強し過ぎました。完全にオーバーキルです。
同じ試験を受けた先輩は1週間で公式を覚えて参考書を流し読みして合格。
原付運転免許の筆記試験が約55%らしいので、QC検定3級はそれより気持ち程度難しいくらいなのに、本気を出し過ぎました。。。

ほぼ完ぺきにQC検定3級の知識を手に入れた僕は、それに+αするだけで受かるならせっかくだからQC検定2級も合格を目指そうと目論みます。

こちらは1冊の参考書を自腹で購入し、3級と同様に2ヶ月間、約1時間ずつ勉強していきます。
結果、QC検定2級も90%以上の正答率で合格

さらに、さらにせっかくだからQC検定1級も取ってみようと考えます。
しかし、あまりやる気も出ず、参考書に書いてある内容もいまいち理解できず、受験1ヶ月前にようやく本気になったときには、時間的にどうしてもQC検定1級対応の参考書を一通り理解することができない時期に差し掛かっていました。
そこで、僕は過去問を中心に問題の解き方だけを覚える、という暴挙に出ます。
そしてこれが運よくヒットし、何を聞かれて何のためにその計算をしているのか分からないまま87%の得点率をたたき出しQC検定1級に合格してしまいます
まさに「付け焼刃が通用した」といったところでしょうか。
こんな受かり方をしてしまったがために、多少復習をしたところで再度QC検定1級に合格することは困難だと思いますし、正直知識もほぼ残っていません。
ちなみに真剣に取り組んだQC検定2級や電験3種であれば、1週間も復習をすれば再度合格する自信があります。
もし、QC検定に1級より上の上位の試験があったとしても、もう受けていないと思います。

のちに発動する電験3種→電験2種の「せっかくだから」も電験3種をかなり深く理解していたからこそ、成功したのだと思います。

 

電験3種受験のきっかけと結果

 

さて、QC検定の最上位である1級まで合格した僕ですが、ゴールデンウィーク前くらいに上司から「電験3種程度の知識を持っていてほしいからセミナーを受けてみないか」というお誘いをもらいます。
セミナーは6月頃に週1回、理論・電力・機械・法規と各7h実施されるものでした。
僕はこう考えます。「セミナーを受けて電験3種に合格できないというのは会社の無駄金を使ったと思われてもしょうがない・・・。」
もともと夢でもあった電験3種合格の夢が叶うかもしれないのと、このセミナーを受けるに当たって上記のプレッシャーを感じたことで、僕は3年前から押入れにしまっていた4冊の参考書を引っ張り出す事になります。
そうして、QC検定のときに培った自信と、勉強テクニックも相まって、ゴールデンウィーク明けの5月から勉強を開始し262.5hの勉強時間で9月に実施された電験3種試験に4科目1発合格しました。
(詳細はこれも後日)

自己採点結果は

理論:80
電力:85
機械:80
法規:62
※すべて100点満点中、理論・電力・機械は55点以上、法規は54点以上で合格

 

電験2種との初戦

 

ネット掲示板ではこのようなことが言われています。
電験2種1次なんて電験3種に毛が生えたようなものだから、電験3種で安定して80点以上とれれば電験2種1次も受かる
この言葉を真に受けた僕はいつもの病が発症してしまいます。
それは「せっかくだから

半ば「科目合格くらいできればいいかな」と思っていたので3種の時ほどモチベーションを作れないまま、約3ヶ月163.5hの勉強時間でしたが、2種1次試験に4科目1発で合格してしまいます
電力と機械は2種試験対策に充てる時間がほとんど取れず、3種の復習程度だったのですが、これも3種のときの知識+QC検定1級でも使った過去問ベースの時間がない時の勉強テクニックによるものだと思います。
今思えば、逆に1教科くらい落として2次試験の対策をとる期間を長くしても良かったのかな、と思いますけど、受かってしまったものはしょうがないのと、結果的に2種も合格できたので良しとしましょう。

さて、2種1次試験の受験が終わり、自己採点の結果は以下のとおり。

理論:65
電力:60
機械:75
法規:64
※すべて90点満点中、54点以上で合格

蓋を開けてみれば、確かに「3種に毛が生えたようなもの」だったかもしれません。
当時の僕にはそんな余裕は全くなかったですけどね(汗)

2種1次試験が終わりましたが、かなり合格見込みがあるとはいえ合格発表まで勉強せずに遊んでいました。
だって、万が一、1次試験に落ちていたらその勉強時間は無駄になるじゃないですか・・・。
1次試験の疲れも癒さなければですし、、、あと、もしかしたらちょっと勉強しただけで受かるかもしれないですし・・・!
※ちなみに2017年の電験2種は下記のスケジュールでした。
1次試験:9月2日 → 1次試験合格発表:10月21日 → 2次試験:11月19日

結局、電験2種2次試験対策に勉強した期間は約3週間、記録に残っている限りでは勉強時間は20.5h
結果は当然の不合格。
電験2種は「1次は受かって当たり前、2次が鬼門」と言われています。
後になって考えれば、そんな試験に20時間程度の勉強では受かるわけありません。

 

電験2種との再戦

 

「せっかくだから」で始めた電験2種受験。
次の2次試験を失敗したら1次試験4科目合格が取り消され、また、1次試験からのやり直しになります。
どうあろうと一からは絶対イヤですし、ここで失敗したら、もしかすると電験2種は一生取得できないかもと思っていました。
そんな思いで、背水の陣、かつ戦略的に約4ヶ月、193hの勉強時間をかけ挑んだ2種2次試験

なんとか合格することが出来ました!!

 

まとめ

 

以上が蜂也の資格取得歴です。
これで、僕が資格を取ってきた背景を簡単に知ってもらえたと思います。

表にすると、「あ、ふーん、順調じゃん」で済むのですが、これだけの勉強時間を確保しすることは案外難しいものだと思っています。

それでも、なかには電験3種の合格までに1000時間とか2000時間とか時間をかける人もいるようです。
よくそこまで頑張れるなぁ」という思いとともに正直「本当にそこまで時間をかけないといけないかなぁ、もっと効率よくできるんじゃなかったんだろうか」とも思ってしまいます。

もっと厳しく突っ込んでいえば「時間だけかけて勉強した気になっているんじゃないか」と。

ですので、僕の話を聞いていただくことによって、その時間を短縮し合格率も高くできれば、という思いでこのブログを始めています。

 

さて、次は多分、僕の学歴、職歴についてお話ししたいと思います。

  

2019.02.10 19:00-19:50, 24:30-26:00,

2019.02.11 15:00-16:00, 18:30-21:00 蜂也